蚊は人間から漂うフローラルな石鹸の香りに引き付けられるが、逆に嫌いな香りもある

 体からほんのり漂う石鹸の香りは、魅力的に感じるものだが、どうやら蚊も同じであるらしい。

 新しい研究によると、花の香りのする石鹸(ボディソープ)には蚊が好む成分が含まれており、それを使うと普段以上に蚊が引き寄せられてしまうのだそうだ。

 血液と…

大量発生したバッタの共食いを制御するフェロモンを発見。植物への被害を防げる可能性

 普段は単独でおとなしく行動しているバッタだが、仲間の数が増えると攻撃性を増し、大群となって、植物という植物を食べ尽くしてしまう。

 驚くべきことに、このイナゴの集団行動は、生き延びるために仲間と協力しているわけではなく、「共食い」が原動力になっ…

史上初、昆虫の脳の完全なマッピングが完成。脳内のすべての神経接続が明らかに

 12年という膨大な時間をかけ、ようやく小さなハエの脳の完全なマッピングが完成したそうだ。

 その結果、キイロショウジョウバエの幼虫の脳には、3016個の神経細胞(ニューロン)同士の54万8000個の結合が網羅されていることが明らかになった。

 そこからは、…

史上初、古代エジプトの墓からワニ9匹の頭部遺骨が発見される

 エジプト「テーベ・ネクロポリス(死者の都)」にある位の高い貴族の墓2つから、9匹のワニの頭部の遺骨が発見されたそうだ。

 『Journal of African Archaeology』で発表されたこの前代未聞の発見について、発掘チームのパトリック・チュジク博士(ワルシャワ大学地中海…

ミツバチに新型コロナウイルスの匂いを嗅ぎ分けられる能力があることが判明。検査の強力な助っ人になる可能性

photo by Pixabay
 ミツバチは、数キロ先の花を見つけられるくらい嗅覚が鋭い生き物だ。しかもほんの数分訓練すれば、特定の揮発性物質や臭いを学習することができる。

 そこでオランダの科学者たちは、ミツバチを訓練して新型コロナウイルスを嗅ぎ分けられるようになるか…

バッタの耳を使って聞くことができるデバイスが開発される

 生物の構造や機能を模倣したり、生物そのものを利用した技術開発が盛んにおこなわれている。最近注目されているのは昆虫を使った技術だ。

 イスラエル、テルアビブ大学のグループが開発した「イヤー・オン・ア・チップ」という音声検出デバイスには、バッタの耳が搭載さ…

はちみつが初期の風邪や咳に有効であることが科学的に認められる(英研究)

はちみつは咳や風邪に効く/iStock
 世界各地で古くから民間療法として、はちみつの効能が伝えられてきた。咳やのどの痛みはもちろん、地域によってはやけどや切り傷の治療薬としても使用されていたが、その効果が科学的に認められたようだ。

 イギリスの研究グループがこ…

爆発物を探知するサイボーグバッタが誕生、脳の嗅覚中枢に電極を接続(米研究)※バッタ出演中

 アメリカ、セントルイス・ワシントン大学が進めている研究は、あるものを使って爆発物を探知しようというものだ。それは昆虫のバッタである。

 アメリカトビバッタ(Schistocerca americana)を利用して爆発探知バッタを誕生させたのは、生物医学工学者のバラニ・ラマン…

都会の自宅でも簡単にミツバチを飼育できる養蜂巣箱キットが開発される(イタリア)

Myriams-Fotos/pixabay
 国連などの研究によると、ミツバチの個体数は生息域の破壊、殺虫剤の影響、ダニの寄生、蜂群崩壊症候群などによる病気、気候変動が原因となって、驚くべきスピードで減少しているという。

 世界の食糧供給の80%以上は、ミツバチの働きによって可…

肝試しにもほどがある。顔にG将軍を乗せる「ゴキブリチャレンジ」が東南アジアで広がっている件(※ゴキブリ出演中)

image credit:Facebook
 SNS上に現れては消える、さまざまなチャレンジ。アッと驚くものから(関連記事)、ほっこりするもの(関連記事)、地球環境に優しいもの(関連記事)までその内容は多種多様だ。

 しかし、いまだかつてこれほど豪胆なチャレンジがあっただろうか!とちょ…

第三の眼を持つヘビ。額に眼を持つミュータントヘビがオーストラリアで発見される(三つ目ヘビ出演中)

 これが異能の力なのかどうかはわからないままに、選ばれし者が持つといわれている邪気眼なのかどうかはわからないままに、第三の眼を額に持つヘビの生体が発見されたようだ。

 第三の眼、サードアイを持つニシキヘビは、オーストラリア、ノーザンテリトリーの州都、ダー…

最強のボディーガードはワニだった。20年以上ワニと暮らすおじさん(タイ)

 タイのピッサヌローク県に住む53歳の男性、カナシップ・ナシップさんのお宅のことを知っている泥棒は決してこの家には押し入ろうなどと考えないほうがいい。

 彼には、20年も連れ添う最高に愛しく最強のボディガードと暮らしている。

 成獣のワニである。日本でも30年…