死ぬ程洒落にならない話を集めてみない?『夢と違う』『婆、去れ』

782: uxi 2001/06/27(水) 11:34
夢と違う
志保(友達)は数年前に見た夢の話を、私に聞かせました。
「あの時、私は夢の中で誰かの気配を感じた。
普通に道を歩いているだけなのに、なぜか視線を感じるの。
振り返ってみると、近くの交差点で恐ろしい形相をした青年が
包丁を持って、ジッと私を見つめていた。
恐くなって走り出すのだけど、自分の家まであとちょっとで辿り着くという時に、
なぜか足の力が抜けて、歩くこともできなくなってしまった。
たまたま近くにあった電話BOXまで這っていき、自宅にいる母親に電話をかけ、
「助けて! タバコ屋さんの向かいの電話BOXにいるの! 私殺される!」
って叫んだのだけど、母さんは「近くまできているじゃない! 自力で帰ってきなさい!」
と言って、電話を切ってしまった。
そのとき、とてつもない恐怖を感じて振り返ると、
その青年が目の前にいて……。
私は、首を包丁で……、切断された。時間をかけて、ゆっくり…。」
志保(友達)は数年前に見た夢の話を、私に聞かせました。
「あの時、私は夢の中で誰かの気配を感じた。
普通に道を歩いているだけなのに、なぜか視線を感じるの。
振り返ってみると、近くの交差点で恐ろしい形相をした青年が
包丁を持って、ジッと私を見つめていた。
恐くなって走り出すのだけど、自分の家まであとちょっとで辿り着くという時に、
なぜか足の力が抜けて、歩くこともできなくなってしまった。
たまたま近くにあった電話BOXまで這っていき、自宅にいる母親に電話をかけ、
「助けて! タバコ屋さんの向かいの電話BOXにいるの! 私殺される!」
って叫んだのだけど、母さんは「近くまできているじゃない! 自力で帰ってきなさい!」
と言って、電話を切ってしまった。
そのとき、とてつもない恐怖を感じて振り返ると、
その青年が目の前にいて……。
私は、首を包丁で……、切断された。時間をかけて、ゆっくり…。」