サンタクロースの起源、聖ニコラウスの失われた墓が発見される(トルコ)

サンタクロースの由来になったともいわれている、聖ニコラウス(ミラのニコラオス)の墓が考古学者たちによって発見されたと海外メディア各紙が報じた。
聖ニコラオスは小アジアのローマ帝国リュキア属州(元トルコ)に生まれ3世紀から4世紀にかけて存在したキリスト教の司教であり神学者である。リュキアのミラで大主教をつとめた。
ニコラウスは生前、教区に住む貧しい家庭の家に深夜、窓からこっそり金貨を投げ入れた。その金貨は偶然にも暖炉に干してあった靴下に入っていった。この金貨のおかげでこの家の3人の娘たちは身売りをせずに済んだという。
この逸話が由来となり、「夜中に家に入って、靴下の中にプレゼントを入れる」というサンタクロースの伝承が生まれていったとされている。