ADHD(注意欠陥・多動性障害)と睡眠の関係。ADHD自体が1種の睡眠障害とする説が唱えられる(米研究)

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 ここ20年の間、アメリカの親や教師たちは子供の病的なまでの集中力の欠如や衝動的な振る舞いについて報告してきた。関係者はこの症状に注意欠陥・多動性障害(ADHD)と名付け、国家の危機としてその対策に膨大な費用を投じている。

 アメリカでの動きは日本にも広まりつつあり、今やADHDは一般的な言葉として認識されつつある。

 その要因として、遺伝子、脳の発達、鉛への暴露、学業について幼少期から受けるプレッシャーなどが疑われてきたが、もしかしたら少なくとも一部の症例についてはもっとはっきりとした原因があるのかもしれない。

 実は最近ではADHDと睡眠の長さ・タイミング・質との関係を指摘する研究がいくつか発表され、支持を集めつつある。

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