奇妙な体調とメンタルは3月11日にXフレアを発生させる前日に「3…」と描こうとしていた現在の太陽活動のせい?



黒点群2297から3月11日に発生したフレア

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▲ 爆発部分だけでも「地球の何十倍の面積」の比較的激しい太陽フレアでした。これにより、短波無線など、いくつかの地球での無線通信がブラックアウトしたことが報じられています。2015年3月12日のスペースウェザーより。


311のX2クラスの太陽フレア

昨日( 3月13日)の夜あたりから、どうも奇妙な体調と気分で、「悪い」とか、そういうように表現されるものではないんですが、なにか変な感じでした。

釈然としないままお酒を飲んで、わりと遅めに眠ったのですが、私は基本的に夜中に目が覚めるということは普段はあまりないのですね。

ほとんどの場合は、朝まで途中覚醒なく眠ります。そして、目覚ましがなくても、大体朝 6時30分頃に目覚めるのが普通なのですが、昨日はかなり飲んでいたはずなのに、夜中に何度も目がさめて、結局、就寝してから3〜4時間後には、眠れずに起きてしまう始末。

「なんだろうなあ、昨日からのこのプチな違和感は」

と思っていましたが、そういえば、最近は大きな太陽フレアがないので忘れがちでしたが、最近の2〜3年の間で、太陽フレアや CME (コロナ質量放出)など、太陽活動が活発な時に同じようなことになりやすいことを思い出しました。

場合によっては、パニックに近いようなことにもなったりする時もありました。

そして、そういう時は多くは、Xクラス以上の太陽フレア(太陽フレアはXクラスが最も強い区分となります)が発生して、その影響が地球に到達する2〜3日後に体調や精神面での違和感があったりするのでした。

そして、実はここしばらく異常に静かだった太陽活動が、ここ数日はとても活発なんです。

冒頭のXフレアが発生したのが、3月11日(日本時間では翌日)ですので、この影響が地球にやって来るのは 3月13日から 14日あたりにかけてではないかなとは思っていたのですが、そのこと自体を忘れていました。

私はいわゆる「太陽に影響を受けやすい人」だというのは、歴史(自分の歴史のことです)から見てもはっきりしていますので、今回のも、あるいはそれと関係していたのかもしれません。

冒頭の 3月11日の太陽フレアは、発生後に地球の短波無線などいくつかの無線を完全に途絶させるほどのものでもありました。下が、太陽フレア発生後に、地球の通信が遮断された様子を示したものです。

radio-blackout-0311.gif
Spaceweather


これらの影響が昨日から今日の午前中あたりまで地球でもあったと思われ、「数値」としての地球の地磁気のレベルそのものはそれほど大きな変化はないと思うのですけど、経験上では「数値はあんまり関係ない」のですよね。

以前から、Xフレアのあった数日後というのは、自分を含めて、

・病人が増える
・古傷や持病などに影響が出やすい
・変な気持ちの人が増える


というような「曖昧な傾向」を見ていました。

今日の午後になって、何となく立ち直ってきまして、この記事を書いています。

ところで、今回、Xフレアを発生させた黒点群は下の 2297 と番号がつけられている黒点群です。

ar2297.gif
Spaceweather

この黒点群は、40個前後の黒点が集まっていて、「ベータ-ガンマ-デルタ構造( beta-gamma-delta )」という磁場を持っていて、これは、アメリカ海洋大気庁( NOAA )が説明するところでは、大きな太陽フレアを発生させやすい構造となっていますので、あと数日は、MクラスからXクラスの太陽フレアが発生する可能性はあると思います(Mクラスは、ほぼ確実に発生すると思います)。

ちなみに、この黒点群 2297 がこの数日で発生させたMクラス以上の太陽フレアは以下の通りです。(データは NICT より)。時間は UT (世界時)です。


03月09日14:22  M4.5
03月09日23:29  M5.8
03月10日03:19  M5.1
03月10日23:46  M2.9
03月11日07:10  M1.8
03月11日07:51  M2.6
03月11日16:11  X2.1
03月11日18:37  M1.0
03月12日04:41  M3.2




この数日間の太陽が相当活発な活動をしていたことがわかります。
そして、この傾向はまだ数日は続くはずです。

ところで、この黒点群についての他のことで、ひとつ書いておこうと思うことがあります。




黒点群2297が描こうとしていたこと

この黒点群からXフレアが発生したのは 3月11日でしたが、その前日、この黒点群は下のような「形」を描いていたのでした。

sun-paints-03.jpg
Spaceweather

これ、普通に見れば「」ですよね。

太陽の黒点群やフィラメントが、「何らかの形」を描くことはあることですけれど、これほど明確に何かと似た形状を描くのは珍しいです。

この場合は、意味として(自分の中で無理矢理)考えさせていただければ、

3・・・サン・・・SUN・・・

という駄洒落よりも、やはりこの「3」の描かれた次の日は、日本にとっての非常に大きな出来事の 311 の日でもありますし、その日に対して、様々な意味で(良い意味での)メッセージを太陽が出してくれた・・・というようなに考えるのも悪くはないかなと思います。

単に「今は3月である」という意味でも興味深いですが。

ちなみに、過去に、黒点や時期フィラメントなどが「太陽表面に何かを描いているかのように見えた」という事例としては、下のようなものがありますが、それらと比べても、今回の太陽の「」というのは、かなりクリアな感じがします。

2011年11月30日の太陽。「 SUN 」のようにも見えるフィラメント

sun-2011-11-29-01b.jpg
「 SUN 」 と描きそうだった太陽の磁気フィラメント


2011年2月15日の太陽。黒点群1158が「990」っぽい

ar1158b.jpg
666 も 777 も 911 も刻めなかった太陽黒点 1158

そんなわけで、象徴的な日に太陽が指し示してくれた「3」という数字を、何となく記憶しておきたいと思いました。

やや違う話になるかもしれないですが、数秘学での「3」の意味は、太陽の神殿 - 数秘学から抜粋させていただきますと、


3は方向性を生み出し「発展」を現します。

3は相対(対立)するものから新たな展開や新しいパワーを生じさせた状態を意味し、力強いパワー(破壊力)を生み出すことで、物事をさらに発展させるという創造的な力を象徴する数といわれています。

3はあらゆるものを発展させていく資質を持つため、創造的な力や破壊的な力と結びついてきました。

3は三つの世界、三位一体の象徴ともいわれ、宗教や神話の中では、とても多く用いられています。キリスト教の父と子と聖霊、神道の三種の神器、ヒンズー教の三神、ギリシャ神話の三女神、バビロニアの創造神話も三位一体から始まります。

また、“創造・維持・破壊”“開始・中間・終了”“過去・現在・未来”“昨日・今日・明日”など、様々な3つで結ぶ要素が存在しています。



なるほど・・・。今まで気づいていませんでしたが、

過去 現在 未来

とか

昨日 今日 明日

などの「時間軸の進行」の表現は、「3つ」で現すのが最も的確ですね。

他の数字で表現するのは難しそうです。

あるいは、生命でも他のものでもいいですが、

誕生 存在 終焉

というのも「3」で表現するのが最もしっくりときます。

太陽フレアをキッカケにいいことを知りました。


というわけで、あと数日ほど太陽活動は活発なままの可能性が高いです。

そんなに巨大な太陽フレアが発生するとは思いませんが、これまで異常なくらい穏やかな状態が続いていた分、「一気に」というようなこともないではないかもしれないですので、そういう大きなフレアが発生した時には、そのことについて書かせていただこうかと思っています。

そして、太陽活動に敏感な体質の方にとっては、もしかすると、体調もメンタルも不安定な時が続くかもしれませんけれど、ご自愛下さい。

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