18世紀のフランスで、助産婦の研修に使用された布製の実物大教育用マネキン

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 生成りの布で作られた小さな子どもの人形が、布製の子宮から出てきている。これは、分娩を学ぶために作られた史上初の実物大マネキンである。

 18世紀の産科のパイオニアである、フランス人女性のアンジェリーク=マルグリット・デュ・クドレーは、このマネキンを使って、地方の女性たちに分娩時の子どものとり上げ方を実践的に教えた。彼女は当時のフランスの産科医療に大きく貢献したのである。

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